太極拳
武術として継承されてきた伝統的な太極拳は、「伝統拳」と呼ばれます。伝統拳はその伝承系統や各伝人によって内容にさまざまな違いがありますが、「伝統五派」という五つの系統に分類するのが普通で す。伝統五派は、それぞれ創始者或いは代表的な継承者の姓をとって、陳、楊、呉、武、孫の名を冠します。武術において器械は手の延長と見なされ、徒手の応用であると同時に、一種の練功法として行われてい ます。太極拳においても、太極剣、太極刀などがあります。「陳氏太極拳」「楊家太極拳」のような名称が多く用いられて 、各流派に分かれていますが、共通の基本功として「十三勢」があり、基本功が習得された後、「套路」、「推手」、「散手」と進むのが一般的です。また、十三勢の中に流派ごとにさらに細かい「太極拳の技法」が あります。
気功の基本は、心身のリラックスにあります。中国語では体のリラックスのことを「放鬆」、心の安定した状態を「入静」と言っていて、両者を合わせた「鬆静」状態が気功を行なうときの基本となってい
ます。心身が安定してゆるんでいる状態で、動作、呼吸、イメージを用いて、総合的に心身の自己コントロールを行なうのが気功の特徴です。また、スポーツでは筋肉を鍛え
ますが、気功は内臓を鍛えるともいえます。
気功の源流は、陰陽五行思想、古代医術やシャーマニズム、中国武術、導引や按摩など民間の養生法、仏教、道教などの宗教の修行法など多岐にわたります。そうした様々な功法の中から、病弱な人でも自分でできる効果が高いものを選び、簡単なことの繰り返しで成果が上がるように工夫されてきたので
す。
中国では中医学の経絡理論などと結びついて、健康法として太極拳と同様に公園などで広く行なわれています。また、一定の医療効果を上げてきたので、中国では病院や療養所などで気功科を併設している場合もあ
ります。
太極拳気功の旅
太極拳気功研修旅行はただの旅行でもないし、勉強でもありません。二つの内容を一つにする研修と旅行になっております。元々中国で生まれ、何千年の中国文化の育てた太極拳、気功は中国の土壌を離れると、少し変質することもあり、だいぶ違ってしまったこともあります。中国古人は太極拳にしても、気功にしても、最初の目的は自分の身体を丈夫にするために、編み出したものです。ところが、今の太極拳は演じるために、格好良いために、きれいな練功服を着て、大衆の前に見せるのは少なくありません。日本では太極拳認定資格、中国では何とかのチャンピョンを貰えるのは太極拳自身より嬉しいようです。原点を忘れないでほしいです。
中国の発想は日本と大きく違います。日本と中国、そして中国の中でも、生活に大きなギャップがあります。そのギャップで自分の考えや今までの活き方が見えてきます。そのギャップの中に、自分の時間や空間が有り、日本で時間に追われていた状態が自分の健康的な時間に調整されます。研修は自分の時間の中で、自分を充電する時間になると思います。中国で自分が活きている時代背景や世界の動きなどを考えることが出来れば、自分の新しい生き方が見つかってくるように思います。
